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一大イベント

paladeplatz

留学してすぐの頃。
日本ではなんとも思わないことでも、外国に行くとありえないほどの
肉体的・精神的エネルギーを要することが多々ありました。
言葉の壁、です。

例えば、銀行の口座を開くとき。

「普通預金の口座を開きたいのですが」

この一言を窓口のお姉さんに言うのに、どれだけ勇気が要ったことか。



どの位一大イベントかといいますと・・・

まずは、留学ガイド本や先輩情報から必要書類を調べ、
窓口で言うせりふを辞書で調べ、それを10回復唱。

準備ができたらパスポートを握り締めて、いざ出陣!

まずは銀行の中に入って、どこの窓口に行けばいいか、中の様子を伺う。
(誰かに聞けば良いのに、この頃は語学力がないので、
 質問一つするのにも辞書で調べるほど骨の折れることだった)

なんとなくここかな〜と思う窓口にとりあえず並んでみる。

自分の出番になる前に、もう一度ドイツ語のメモ書きを見ながら
発音練習。

そして、私の出番! しかし緊張で声が上ずる。

「イ… イッヒ メヒテ ジロコント エァエフネン…」
 (和訳:普通預金の口座を開きたいです)

窓口のお姉さんは「OK」と言って、慣れた手つきで書類を準備。
どうやら通じているらしい。ホッ…

数枚の書類を見せられ「数箇所にサインをしてください」と言われる。

きっと契約書なんだろうけど、字は小さいし、難しすぎる!悲しい

とりあえず言われるがまま、早くこんな面倒なこと抜け出したい!
という一心でサイン。

その後、窓口のお姉さんの一通りの説明(やはり難しくてほとんど
理解不能)を聞いて、なんとか手続き完了。拍手

これだけで私にとっては半日、いや、一日仕事でした。



サービス大国日本と比べ、ドイツでは接客態度がまだまだイケてません。
さらに言葉の分からないアジア人が行けば、しかめ面をされることも
時々ですがありました。
でもその銀行は珍しく(!)親切な人が多かった。
窓口のお姉さんの笑顔は忘れません!

それに「ひとりでできた!」っていうのは自信になるもので、
帰り道は軽くスキップ踏んでました。ジョギング


大通りでスキップしてるアジア人…きっと浮いていたやろうなぁ。

(写真:その時の場所、「Paladeplatz(パラーデ広場)」。
    目の前にあるのはドイツの百貨店)
| ドイツの思い出話 | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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